2007年9月に読んだ本秋の夜長に。。。*88冊目 9月1日 「イン・ザ・プール」 奥田英朗 トンデモ精神科医伊良部登場!深夜のプールに忍び込みたいと思ったこと、 ありませんか?水泳中毒、ケータイ中毒、持続勃起症… ヘンなビョーキの博覧会。新・爆笑小説。 *89冊目 9月4日 「ビタミンF」 重松清 38歳、いつの間にか「昔」や「若い頃」といった言葉に抵抗感がなくなった。 40歳、中学一年生の息子としっくりいかない。 妻の入院中、どう過ごせばいいのやら。 36歳、「離婚してもいいけど」、妻が最近そう呟いた……。 一時の輝きを失い、人生の“中途半端”な時期に差し掛かった人たちに贈るエール。 「また、がんばってみるか」、心の内で、こっそり呟きたくなる短編七編。 *90冊目 9月5日 「ぼくと、ぼくらの夏」 樋口有介 高校二年の夏休み、同級生の女の子が死んだ。 刑事の父親と二人で暮らすぼくは、友達の麻子と調べに乗り出したが……。 開高健から「風俗描写が、とくにその“かるみ”が、しなやかで、 的確であり、抜群の出来である」と絶賛され、 サントリーミステリー大賞読者賞を受賞した、青春ミステリーの歴史的名作。 *91冊目 9月8日 「求愛」 柴田よしき フリーランスの翻訳者・弘美は、親友の死の真相をつきとめたことを きっかけに、探偵事務所の調査員となる。 自殺願望の女子中学生、浮気疑惑のエリート医師夫人、 砂場に生ゴミを埋める主婦…、 ささやかな毎日を懸命に生きる女たちと関わって、 弘美自身が掴んだ人生の真実とは…!?自殺した親友から届いた、一枚の絵葉書。 雨で滲んだ文字が語る、予期せぬ悲劇…。 異才が贈る、感動のサスペンス・ロマン。 *92冊目 9月10日 「カカシの夏休み」 重松清 ダムの底に沈んだ故郷を出て二十年、旧友の死が三十代も半ばを過ぎた 同級生たちを再会させた。 帰りたい、あの場所に―。家庭に仕事に難題を抱え、 人生の重みに喘ぐ者たちを、励ましに満ちた視線で描く表題作始め三編を収録。 現代の家族、教育をテーマに次々と話題作を発信し続ける著者の 記念碑的作品集。 *93冊目 9月15日 「卒業」 重松清 ある日突然「僕」を訪ねてきたのは、自殺した親友のひとり娘だった。 少女の手首にはリストカットの傷跡が…。 表題作ほか、それぞれの「卒業」に臨む4組の家族の物語。 *94冊目 9月16日 「送り火」 重松清 生きるのが辛い、虚しい。思い描く幸せには遠いけど、 大切な人を思ってがんばって生きる人々の、ほんのり怖くて あったかい物語9篇。 *95冊目 9月18日 「11文字の殺人」 東野圭吾 「気が小さいのさ」あたしが覚えている彼の最後の言葉だ。 あたしの恋人が殺された。 彼は最近「狙われている」と怯えていた。 そして、彼の遺品の中から、大切な資料が盗まれた。 女流推理作家のあたしは、編集者の冬子とともに真相を追う。 しかし彼を接点に、次々と人が殺されて…。 *96冊目 9月20日 「その日の前に」重松清 僕たちは「その日」に向かって生きてきた 男女が出会い、夫婦になり、家族をつくって、幸せな一生なのか。 消えゆく命の前で、妻を静かに見送る父と子。感動の重松ワールド 。 *97冊目 9月24日 「マドンナ」 奥田英朗 ああ、なんてかわいいオジサン達なんだろう。 42歳課長、部下に密かにときめく。 46歳課長、息子がダンサー宣言。 44歳課長、営業から総務へ異動。課長さんたちの日常。 そこにある愛しき物語5編を収録。 *98冊目 9月27日 「朝顔はまだ咲かない」 柴田よしき 高校一年のときから、ひきこもりとなったあたし、 鏡田小夏。 あたしを訪ねてくるのは、親友の秋だけ。 秋は、奔放なイマドキの女の子。 今日も、恋の一部始終を報告にやってくる。 そう、ひきこもりのあたしにだって、恋にも将来についても悩みはある。 そんな二人の女の子が遭遇した、七つの出来事を描く青春ミステリ。 ジャンル別一覧
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